

- うれしい手紙(07月19日)
- 土壌調査結果(07月18日)
- 若木の灌注(07月15日)
- 筑水仕上げ(07月12日)
- にっこりの支え(07月10日)
- キラキラした二人(07月07日)
- キラキラした二人(07月07日)
- 一ヶ月きりまりした!(07月07日)
- 一ヶ月きりまりした!(07月07日)
- あと一ヶ月!(07月02日)

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先ごろ、ブログにアップした土壌診断の結果が届きました!その診断を元に、花肥えという、4月の花が咲く時期に合わせた肥料を散布します。
その為、現在どれくらいの地力なのか、判断する必要があります。
当園では、冬場、5月、収穫直前と年3回の土壌診断を行い、地力を分析しています。梨生産農家としては、数は多い方と自負してますが、これは野菜や施設栽培の生産者より影響を受けての取り組みです。
野菜類、花類は根っこが小さい分、肥料に敏感です。本当に緻密なコントロールが必要とされます。
しかし、梨は樹であります。4メートル四方に目一杯広げた根っこは緩衝力が強く、影響が出づらいとされています。
そこに甘んじることによって、過剰施肥!
しいては、梨のエグミの原因となる硝酸態窒素の過剰に繋がります。
当園では、極力窒素分を減らし、管理で大玉栽培をおこなっておりますので、尚更、窒素分の把握は絶対条件になると考えております。
有機100パーセントの良質肥料を元に、すくすくと育ってくれるとおもっております。
また、海藻類を元にしたミネラル肥料を施し、梨の味にコクと風味を与えます。
野菜ソムリエの資格を取った時に勉強しましたが、人間は自ら体内でビタミン、ミネラルを生成できません。
食べ物、特に果物、野菜から摂る他ありません。
そういった意味でもミネラル成分を施す必要があります。
良い梨作りを続ける為に、土壌の分析を定期的に行い、効率良く施肥を行い、土作りに励みたいと思います!
2月には、発根作用を上げる資材の投入により、根っこの活性化を促します!
摘果ハサミに変わるNewアイテムが開発されたみたいです。
摘果時間の軽減、そして梨の実に傷を付けづらいとのこと!
市販されたら導入してみよー!
削減した時間を他の管理にあてられるはず。
剪定、誘引作業、二枚目の畑、完了!
とても清々しい気分です。
昨年より1日早いペース。
このまま行けば、3月のお彼岸中に終わるペースにきっちり戻すことができました。
例年と同じペースをきっちり保てるよう、ここから2ヶ月間がんばっていきます。
適期管理こそ、美味しい梨作りの基本です。
梨畑に設置する扇風機【防霜ファン】の現調に業者さん、来ました!
昨年の春先にあった遅霜で、梨の花は傷つき、着果不良となり、梨生産農家は大打撃を受けました。
網が広がっていて、温度は多少高かったと目される当園でも、被害は食い止められませんでした。
被害は膨らみ、
県内で約17億円にも及ぶとされました。
一度あった災害はまた起きるやもしれません。
国、県、市の補助金という支えを頂いて、設備に投資したいと思います。
天気が悪かった、着果数が少ない!
という言い訳はお客様には全く関係ありません。
少しでも安定生産の確率を上げることが、生産者として取り組むべきことだとおもってます。
梨作りにおける【曖昧さ】を少しでも減らすために、また成分を調べたいとおもいます。
今シーズンは、収穫前3回の予定!!
最低限の窒素分の施肥にするために、現在の状況を把握するのが目的です。
梨は野菜と違って【樹】なので、根っこも多いです。
【緩衝】という点では曖昧さが許される農産物になるとおもいます。
しかし、当園が取り組んでいる【減肥栽培】では、【曖昧さ】から生まれる過剰な窒素成分は邪魔なものと考えます。
土壌調査はそのための1番の取り組みになります。
阿部梨園は、無駄な窒素成分を減らし、管理で【大玉生産】を行います。
野菜や花の栽培の世界で、土壌調査は当然のように年間何度も行われています。
見習って、少しでも【曖昧さ】を無くしていきたいとおもいます。