
- 「守りながら、変えていく」
-
品質重要視の管理作業、30年以上継続している堆肥の投入、土壌診断、適期作業など、阿部梨園の基礎となる生産方針を守り続けたうえで、管理技術、多様な資材の導入、消費者ニーズのリサーチ等、時代の変化に対応し、チャレンジ精神を持って管理に取り組み、新しい阿部梨園と成長できるよう、考えた方針です。
この方針をご理解いただけたお陰で、【ゆうパック梨発想件数栃木県ナンバー1】のご評価を頂くことができております。
- *収穫量より、品質を意識して
-
当園では、収穫量より、「品質の向上」に重きをおいて、管理しております。
面積当たりの個数を減らすことにより、残った一個、一個の品質の底上げを図っております。
「量より質」、「まず味から」を最優先事項として、栽培に取り組んで参ります。 - *堆肥施用による土作り
- 堆肥は土壌改良に必要不可欠なものです。堆肥の特徴として、窒素分の確保、土壌水分の保持などがあります。また、緩衝能を高める役割もあり、気候条件に影響されにくい梨作りの基礎となっています。「良い土作りは、良い梨作りへの第一歩」と考えております。
- *徹底した土壌診断に基づく施肥設計
- 毎年、決まった時期に全圃場の土壌診断を行っており、結果に基づいた施肥設計を立てております。有機質、微量要素、微生物資材の施肥、葉面散布にも取り組んでおります。
- *時代、消費者のニーズにあった梨作り
-
近年では梨の品種改良が活発化しております。それは消費者の多種多様な趣向を満足させるための動きであります。
当園で、15品種の梨を栽培いたしておりますのも、早くはお盆から、遅くは年明けまでお客様のニーズにあった品種をご提供できればと考えるているからです。 - *おいしいだけでなく、安全な梨作り
-
無登録農薬の不使用はもちろんのこと、登録農薬の使用についても最低限のものとし使用基準を守っています。
生産履歴を明確にし、安全性という視点からもお客様から信頼されるよう努力し、「おいしさプラス安全性」というモットーを確立したいと思っています。 - *先進地研修により培った、管理技術導入
- 導入長期間に渡る、先進地研修で培った管理技術を導入しています。
- この技術を施す為に、労働力の確保に努め、管理力の向上を意識しております。
- *適期収穫・適熟収穫の徹底
- 旬の味を逃さないために、そして旬の味をご賞味いただく為にも、樹上完熟徹底しております。
- 果実温度の上がりきらない「午前中」に収穫を終了させ、即日配送しております。
- 「生もの」だから、「旬」だからという「タイムリーさ」も味わって頂くために、徹底しております。
- *養分効率の向上による減肥栽培
- 100%花粉による受粉、花芽整理の徹底により、着果数を制限し養分効率を上げております。
- その結果、過分に窒素を施肥せずに、えぐみの少ない透明感のある仕上がりになります。
- 当園の栽培において、梨を大きくするのは、管理であり、決して肥料ではありません。